ハマの「ロマン枠」、白崎浩之がいよいよ覚醒しそう

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プロ野球ファンの間では「ロマン枠」と形容される選手達がいます。

投手であれば、球がめちゃくちゃ速かったり、えぐい変化球を持っていたりするような選手。野手であれば、フリーバッティングで豪快なホームランを連発するようなパワーを持っていたりするような選手。圧倒的な魅力をもつ長所があるため、ファンは淡い期待を抱くものの、なかなか覚醒に至らず、期待に応えることができていない状態の選手のことを指します。

現在のプロ野球界のロマン枠の代表格と言えば、巨人から日ハムに移籍した大田泰示でしょうか。あとは広島の堂林なんかもロマン枠でしょうね。ロマン枠という呼び方はネタとして使用されているのですが、ファンはこのロマン枠の選手を何年も応援し続け、いよいよ覚醒したとなればファン冥利につきることで、一つのプロ野球の楽しみ方になっています。

そして現在のベイスターズのロマン枠というと、白崎でしょう。

先日スポナビライブでベイスターズのキャンプ中継を見ていたのですが、白崎がフリーバッティングをしていました。試合前のフリーバッティングで白崎を見たことがないので、以前との比較はできないのですが、バックスクリーンに打球を放り込む様は圧巻でした。遠くのアングルから見るとロペスが打っているのかと思うくらいでした。

白崎は2012年のドラフトで、ソフトバンクに入団した東浜の外れ一位で入団しました。当時の中畑監督の母校駒大の後輩にあたり、長打力のある大型ショートとして期待されていましたが、プロ入りからの4年間は一軍に定着してはいるものの、ポジションを掴みきれていない状況です。また、入団以来通算13本のホームランを打っていますが、すべてソロホームランという珍しい記録を持っています。

主にサードを守ることが多くなりましたが、昨年あたりから守備に関してはかなり成長しました。元々ショートを守っていたこともあり、横の守備範囲が広くスローイングも安定しています。たまにイージーなゴロを捕球ミスする事がありますが、サードの守備はベイスターズの中では一番上手いのではないでしょうか。

課題は打撃の確実性です。打率.207、出塁率.241はちょっと寂しすぎます。IsoD(出塁率 – 打率。0.07から0.08あれば合格点。打者の「しぶとさ」をざっくりと表す)も0.034ですから結構低いです。その割に三振数は32とそれほど多くないことから、早いカウントで積極的に打ちにいっているものの、ヒットにすることができていなかったということでしょう。早いカウントのわりにボール球に手を出すことも多く、バッテリーの思惑通りになってしまっていた打席が多かったようです。

それにしてもあのフリーバッティングを見ているともう覚醒間近とみていいのではないでしょうか。追い込まれてからの右方向へのバッティングだったり、配球の読みであったりも必要になるでしょうが、あとは一軍の試合で結果を残せるかどうか。打席での余裕がでてくるようになると飛躍的に成績が伸びてもおかしくありません。

サードは打撃のいい宮崎との競争になると思いますが、今シーズンの白崎は覚醒を迎えるのではないかと期待しています。

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