ベイスターズの不安材料

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2017シーズンの横浜DeNAベイスターズについて、大真面目に考えるといくつかの不安点があります。

選手層の薄さ。筒香、ロペスあたりの選手が怪我で離脱した場合、変わりになる選手は出てくるのかという不安があります。

山口が抜けたことによる先発の不足。単純にエース格の投手が一枚いなくなるので、変わりの選手が台頭しないと数が足りません。

今季の編成は外国人次第のところもありますし、上記については外国人が機能したら解消される可能性はあります。その意味ではいい補強ができていると思っています。

それらをふまえても、個人的に一番の不安材料は、抑えの山崎康晃は2017シーズン活躍できるのかという点です。

山崎康晃が2016シーズン不調に陥った原因

山崎康晃と言えばツーシームと本人が呼んでいるスプリットが決め球で、ルーキーイヤーの2015シーズンではこのボールを打者が面白いように空振りをしていました。途中までストレートだと思って打ちにいったら、シュート回転しながらスッと落ちる。テレビで見ていても異常な落ち方で、解説者ですら、何の変化球かわかっていないほど。それほどの魔球を投げていました。

その魔球が、去年から空振りが取れなくなりました。

もちろん疲労があって球の質が落ちたのも原因の一つでしょうが、それだけであれば休ませながら使えばいいだけの話です。

昨季の山崎康晃は他球団から徹底的に研究されて攻略法を見つけられてしまった状態でした。

中継ぎ、抑え投手は、近代野球では非常に重要な役割を担っています。いわゆる「勝ちパターン」の継投を確立することができれば、試合を優位に進めることができるため、年々重要性が高まっているポジションです。その分他球団からは、何とか打ち崩そうと徹底的に研究されます。

リリーフ投手で長年活躍する選手って実はあまり多くありません。3年位で怪我や不調で活躍できなくなる選手がほとんどです。

岩瀬、佐々木、上原あたりは本当にすごいと思います。長年活躍を続けるには「わかっていても打てない」レベルの投手でないと難しいのがよくわかります。

山崎康晃に話を戻すと、ストレートとスプリットの割合がほとんど半々で、たまーにスライダーを投げる程度です。攻略は簡単でツーストライクを取られるまではどちらかの球種に張ってしまえばいいのです。実際山崎が打たれるのはほとんど追い込まれる前のカウントです。いかに打者を速く追い込むかが今年の山崎の課題になります。追い込んでしまえば、打者に迷いが出ますから、優位に勝負する事ができると思います。

2017シーズンにさらに飛躍を遂げるには

昨シーズンの後半から、この課題に対応するべく、スライダーの割合を増やすなど対策をしていました。ツーシーム(ムービングファースト)など、ストレート系の球種を増やすのも有効だと思います。

しかし、一番抜本的な解決策になるのは、コントロールの改善だと考えています。

決してコントロールの悪い選手ではないのですが、現状、打者のインコースにストレートを投げ込めるほどのコントロールは持っていません。ストレートを狙っていたとしてもコーナーぎりぎりに制球されたボールであれば打者は手を出すことが難しくなり、カウントを稼ぐことができます。カウントが稼げれば伝家の宝刀スプリットも効いてきますし、良い循環が生まれてきます。

個人的には、山崎康晃はコントロールに磨きをかけて上原のような投手を目指して欲しいと思っています。コントロールさえつけば、長年リリーフ投手として活躍できるポテンシャルを持った選手です。

山崎康晃が活躍できるかどうかはチームにとって非常に大きな問題です。人気もありますし。

抑えは過酷なポジションですが、何とか壁を乗り越えて飛躍のシーズンにしてほしいと願っています。

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