予約困難!25年かけたおでん@こなから(湯島)

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寒い日には無性に食べたくなる、おでん。

今年の冬はコンビニおでんから、本場静岡の居酒屋で1人おでんまで……様々なおでんを食べましたが、シーズンの最後はこだわりのおでんで締めくくりました。

この道55年の店主が25年かけて生み出したおでんが頂ける「こなから」です。

都内に3店舗ありますが、本店は湯島と御茶ノ水の間の路地裏にあります。

写真は少し暗いですが……

オフィス街の中に唐突に風情ある店構えのお店と赤提灯が出てきます。

店内は全てカウンターの掘りごたつ式で、楽しそうにお酒を酌み交わす人々で埋め尽くされています。

シーズン真っ最中のため、座席は2時間入れ替え制。20時〜の予約だったため店内はすでに美味しそうなおでんの湯気と人の熱気で満たされています。

こなからの名物は何と言っても、カウンターの中にあるひょうたん型の大鍋。

写真 提供元

店内の全ての座席から見えるようになっており、大将の真面目な働きっぷりもしっかりと見えます。

壁には長さ150センチ近くあるのでは、と思うほど長い瓢箪がかけられていました。いたるところに店主のこだわりを感じます。

まずは、ビールで乾杯。そして一品料理から注文しました。

定番の出汁巻玉子など、どれも丁寧に作られた味がします。

そして念願のおでんを注文。

主なメニューのラインナップはこちら。

糸こんにゃく、きくらげ

こんにゃく、豆腐、昆布、ちくわぶ、産みたてたまご、大根

つみれ、よもぎすいとん、水菜、帆立入りさつま揚げ

じゃが丸さん、かぼ丸さん、おこげさん、あんこ玉さん

白ずいき、餅巾着

京ゆば、手造りはんぺん、椎茸しんじょう、サツ栗さん

メニューは時期によって少しずつ違うようです。

この時は数量限定で牡蠣おでん(1個1100円)があったため1人1つ注文。こちらは注文から提供まで時間がかかるようです。

一部に敬称付きのメニューがあり気になりましたが、まず1回目は定番の具を注文。

1人ずつ小皿に分けて提供してくれます。

他の某有名おでん屋だと、一回の注文分全部をまとめて大皿で持ってくるんですよね。友達同士なら良いですけど、少し目上の人と行くと取り分ける手間が増えますし、ペースが違うと冷めて美味しくなくなるんですよね。

その点、自分の分だけ自分のペースで食べれるのはありがたい気遣いです。

それはさておき。

肝心の味は、というと。関西風の出汁がすごく良く具材に染みていて、最終的には身も心も出汁で染み渡ってしまうほど美味しいです。

ちくわぶはもちもちですし、とても巨大なはんぺんはふわふわで、コンビニおでんのそれとは比べ物にはなりません。

第2弾では気になっていた”敬称付きの彼ら”を注文。

じゃが丸さん、かぼ丸さん、、なぜこのメニューだけ”さん”が付いているのか…

試しに「じゃが丸1つで。」と注文してみました。

女将はすぐに「じゃが丸さんね。」と訂正。敬われているメニューなんですね。

では、、と思い「たまごさん1つ。」と注文。

またすぐさま「たまごは、さんが付かないんです」と女将。一体この差は何なのでしょうか…!

じゃが丸さんは、ジャガイモがベースになった団子状のもので、とてももちもちしており美味しかったです。

確かにこれは”さん”付けしたくなります。

その他の具材もどれも丁寧に仕込まれており、冬の体に染み渡る優しいお味でした。

ラストオーダーも終わり閉店間際…

何やら大将がひょうたん型の大鍋をひっくり返してゴシゴシとタワシで洗っています!

伺ったところによると、どうやらこの大鍋は毎日洗って出汁を作り直しているよう。たった1日でも鍋にコゲがついて出汁の色や味が変わってしまうため、毎日毎日丁寧に洗っているそうです。

以前、洗いすぎて鍋底が薄くなって穴が空いてしまって大変だったとか。そのため現在は2代目の鍋を使っているようです。きっと特注のお鍋ですから高いんでしょうね…。

毎日鍋を洗うため、出汁も毎日新しく用意しています。注ぎ足しの秘伝の出汁はここにはなく、日々新たな気持ちでお客様を迎えています。

丁寧な大将のお店にはとても丁寧で豊かな時間が流れていました。

また冬の寒い日に是非伺いたいと思います。

(予約がとれれば…)

こなから 本店

 

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