【2017WBC】3/7 日本対キューバ 観戦記

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ついに2017年WBCが始まりました!プールAではイスラエルが韓国、台湾に連勝する波乱の幕開け。プールAはイスラエル、オランダの勝ち上がりが濃厚になってきました。

日本は昨日初戦をキューバと戦い、11-6で勝利。その試合を現地で観戦してきたので感想を残したいと思います。

先発は石川歩。普段セ・リーグの試合ばかりを見ているので最優秀防御率を獲得したこと位は知っていましたが、どういう投手なのかあまりわかっていませんでした。3/1の台湾プロ野球選抜との試合をテレビで観戦していたのですが、その中のインタビューでWBCに向けての意気込みを問われ、普段通り投げるだけと答えるあたり、ピッチングスタイルと同様に相当したたかな投手だという印象を持ちました。

そんな強心臓の投手とはいえ、さすがにWBCの初戦の先発は多少緊張するのかなと思っていましたが、そんな気配もなく飄々と投げていましたね。いきなり無死一二塁のピンチを招きましたが、どちらも打ち取った打球。三番のセペダには外角のシンカーでセカンドゴロを打たせ、強い打球でしたが、菊池の好プレーでダブルプレーに仕留めます。あの打球でダブルプレーを完成できる守備力は心強いですね。

石川は4回を投げて1失点の好投。主審のストライクゾーンが狭い感じでしたが、1失点でまとめる投球は流石でした。

続いて則本が2イニングを完璧に抑えますが、3イニング目に捕まってしまいます。おそらく計算では点差も開いていましたし、できれば則本が7回まで。その後8回平野、9回秋吉で考えていたと思います。球数も少なかったので、則本で8回までと考えていてもおかしくありません。球数制限があるので先発投手の役割を二人でこなすイメージの投手起用だったと思います。先発が石川、菅野、武田として、第二先発として則本、藤波、千賀、増井あたりにも長いイニングを投げさせるんじゃないでしょうか。あとはリリーフ専門の投手がそろっているので、つないでいって9回を誰に任せるか。残念ながら固定できるほど絶対的な抑え投手がいないので、対戦する打者に合わせてその時々でベストな投手に9回は任せる形になりそうです。

一部で昨日の継投に関しては批判が出ているようですが、点差もついていましたし、特に問題のある継投ではなかったと思います。小久保監督の采配として批判している人もいますが、間違いなく投手の継投に関しては権藤投手コーチに一任されているでしょう。権藤さんはとにかく投手が勝負しやすい環境を与えることにこだわりますので、継投を一任させてもらえないのであればそもそもコーチに就任していないだろうと思います。継投に関しては現場にしかわからない部分もあり、無責任に批判するのもどうかなと思います。単に小久保監督を批判したいだけなんでしょうが。

むしろ昨日の小久保監督の采配は見事だったと思います。5点取った5回の攻撃、一死一塁でランナーが中田翔、バッターが坂本。カウントがノーボールワンストライク。この場面で中田を走らせて見事盗塁に成功し、次の球で三塁線を破る二塁打で1点。鈴木誠也がフォアボールで松田が3ランと続く攻撃の起点になった盗塁はスコアラーを含めたベンチワークの賜物でしょう。短期決戦での日本の強さってこういう細かい野球ができるところにあると思います。一人ひとりが役割を全うしてこつこつとつないでいくスモールベースボール。野球という不確実な、運の要素も強いスポーツでの短期決戦ですから、いかにミスをしないか、相手の弱点につけこめるかが勝つ確率を上げるには重要になります。日本では高校野球で一発勝負のトーナメントを経験しますから、こういった戦術が根付いています。日本野球の良さが出たいい攻撃だったと思います。

守備での好プレーも多く、見応えのある試合でした。あとキューバのセンターのサントスの守備はすごかったですね!あのセンターのせいで4、5点損している印象です。弱体化したとはいえ、身体能力抜群のキューバ野球はやっぱり魅力的でした。

日本にとっては幸先よいスタートが切れたと思います。二次予選進出はまず間違いないでしょうが、二次予選は1位で突破してほしいですね。十分に期待できるチームだと思います。

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